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皮膚科
背中のニキビ―皮膚科−1
「セルフケアor皮膚科??」
背中のニキビが慢性化している場合でも、セルフケアは可能です。
最近はアクネ菌の消滅に有効な過酸化ベンゾイルが配合されたアメリカ製プロアクティブも、日本で入手できるようになっていますから、日本製プロアクティブでも完治できなかった、というしつこいニキビ問題も多数解決しています。
確かに皮膚科では、アメリカ製ニキビケア用品にしか配合されない、処方箋成分である過酸化ベンゾイルを処方して貰えたり、皮膚科ならではの治療を受けることができます。
けれど皮膚科の施術がすべて正しいとは限りません。
セルフケア用品にも効く製品とそうでないものがあるように、皮膚科の施術方法によっては、間違ったアプローチで逆効果になることもあります。
これはニキビに限らず、どんな病状でも同じです。
同じ病状に対しても、クリニックや医師の方針は異なりますし、中には腕の悪い医師だっているわけです。
皮膚科に通っているのにニキビが完治せず、アメリカ製プロアクティブでようやく肌がきれいになった、という報告だってあります。
もちろん、患者さんが医師の指示通りに従わなかったり、指示が不十分という可能性もあるわけですが。
背中ニキビに悩む方は、良い皮膚科を見極める為にも、皮膚科でどのような施術が行われるか、事前にある程度把握しておく必要があります。
背中のニキビ―皮膚科−2
「皮膚科で処方される内服剤」
背中にニキビができた場合、ご自身ではケアしにくい部位ということもあり、皮膚科で受診される方も少なくありません。
では背中ニキビを皮膚科で診て貰った際、どのような内服剤が処方されるのでしょう。
基本的に、どのクリニックでも共通して処方されるのは、ビタミン剤と抗生物質の2種類です。
抗生物質は身体の内側から悪事を働く菌を殺菌する為のおくすりです。
そしてビタミン剤は、特にビタミンB群かビタミンCが主成分となることがほとんどです。
ビタミンB2には、体内の脂肪を効率良く燃焼させる働きを持ちます。
ですからビタミンB2が不足すると、燃焼しきれなかった脂肪が皮下脂肪として蓄えられますが、脂肪細胞に蓄え切れなかった脂肪に関して、身体は毛穴からの排出を試みます。
毛穴は常時皮脂が分泌されていますから、この皮脂と脂肪が混ざり合うと、ニキビの温床となる毛穴詰まりを引き起こすわけです。
必要以上に脂肪率が上がってしまっている時点で、皮脂腺は活性化を始めていますから、ビタミンB2の欠乏によってかなりニキビの発生率が高くなることをお分かりいただけると思います。
ですから皮膚科ではビタミンB群を主成分とした内服剤を抗生物質と共に処方してくれるわけです。
背中のニキビ―皮膚科−3
「皮膚科で処方される内服剤の弊害」
背中ニキビで皮膚科を受診すると、どのクリニックでも抗生物質とビタミンB群を主成分としたビタミン剤を処方されることが大半です。
ビタミンB2不足はニキビの発生率を上げ、既にできたニキビを悪化しやすくしますから、内服剤によってニキビを治療しようというアプローチが試みられているわけです。
けれど皮膚科で処方される内服剤には、弊害もあります。
例えば妊婦の方は、背中のニキビが悪化しても、皮膚科での受診はオススメできません。
なぜなら妊婦に抗生物質は厳禁だからです。
それに妊娠中は腎臓や肝臓に負担のかかる強いビタミン剤も控えるべきです。
ですから背中ニキビができたら皮膚科でケアしている、という習慣のある方も、普段からセルフケアの方法を会得しておかないと、いざという時に自分で対処できなくなってしまいます。
それに、内服剤に頼っていると、普段の食生活はいつまでも改善されません。
一度治っても繰り返し背中ニキビを発生させている方は、いつものお食事から必要な栄養素を摂取できるよう、食生活を見直す必要があります。
東洋医学に基づく漢方薬などとは異なり、西洋医学の処方は、体質を改善するのではなく、病状を応急処置的に治療するだけです。
今あるニキビの症状を抑制するだけではなく、今後ニキビが発生しない肌質に改善する方が、時間はかかっても長い目で見れば賢明です。
レバー、チーズ、さば、牛乳にはビタミンB2が豊富に含まれています。
背中のニキビ―皮膚科−4
「皮膚科に行くタイミング」
背中のニキビは皮膚科でしか治療できないと誤解されている方は少なくありません。けれどアメリカ製プロアクティブのように、国内では皮膚科では処方できない過酸化ベンゾイルを2.5%配合しているニキビケア用品が日本でも入手できるようになった今、セルフケアのレベルはかなり高くなっています。
過酸化ベンゾイル入りのニキビケア用品なら、皮膚科レベルの治療が可能です。
もちろん症状がひどく、ニキビではなく脂漏性皮膚炎の疑いがある場合には、皮膚科で診断して貰うことをオススメします。
ニキビと脂漏性皮膚炎では対処方法が異なりますから。
ニキビにも症状に応じて段階があります。
背中は手の届きにくい部位ですから、化膿がひどく、膿で衣服が汚れてしまったり、衣服で擦れて患部が痛む、といった最終段階にまでこじらせてしまったニキビは、一度皮膚科で診て貰う必要があるかもしれません。
ニキビはコメド(毛穴を塞ぐ角質と皮脂の混合物)→白ニキビ(コメドの先端が毛穴から露出している状態)→黒ニキビ(コメドの先端が黒く酸化した状態)→赤ニキビ(炎症を伴うニキビ)、そして膿が残る化膿ニキビへと変化していきます。そして化膿ニキビにまで症状が悪化すると、ニキビのクレーター化という最悪の事態に陥ってしまいます。
化膿ニキビにまで悪化してしまったら、セルフケアで処置するにしても、脂漏性皮膚炎かどうかを診断して貰うためにも、一度皮膚科で診て貰った方が良いかも知れません。
背中のニキビ―皮膚科−5
「受診癖をつけない!」
背中のニキビは皮膚科でしか治せない、と思い込んでいる方は、ちょっと要注意です。
皮膚科での受診癖をつけてしまうと、なぜ、ニキビができるのか、という根本的な原因を突き詰め、改善する機会を失う恐れがあります。
もちろん腕の良いクリニックの先生なら、処方薬だけに頼らず、普段の生活からニキビができにくい肌質に改善するよう指導してくれますが、クリニックによっては、処方したビタミン剤と抗生物質を飲ませ、その時期だけニキビの症状を抑制する、という応急処置的なアプローチで終わることがあります。
プロアクティブは洗顔、ローション、クリームの3ステップで、今あるニキビをスピーディに治癒させるだけではなく、今後ニキビの発生しにくい肌質へと改善する根本的な解決を目指します。
しかも、アメリカ製プロアクティブに配合される過酸化ベンゾイルは、皮膚科でも塗布薬に配合される有効成分です。
アメリカ製プロアクティブのように皮膚科レベルのケア用品を使いながら、普段の生活を見直して自力でニキビを治す経験がないと、ニキビは繰り返し発生して慢性化する恐れがあります。
それに女性の方でしたら、妊娠中は皮膚科で処方される抗生物質を飲めませんから、別なアプローチが必要になります。
普段の食生活やボディソープの選び方、背中の正しい洗い方などを把握していなければ、いくら内服剤を処方されても、背中ニキビは繰り返し発生します。
皮膚科での受診癖は、ニキビのいたちごっこを招く恐れがあります。
背中のニキビ―皮膚科−6
「皮膚科での治療期間」
背中のニキビをきれいにする為に、皮膚科でケミカルピーリングを受ける方も少なくありません。
よく「ニキビ跡にはケミカルピーリング!」というような広告も目にしますよね。
実はケミカルピーリングの是非を巡っては賛否両論あり、皮膚細胞を破壊する為にやるべきではない、と指摘する専門家もいらっしゃいます。
症状によってはケミカルピーリングが有効な場合もあると思います。
ただ、まだ、クレーター化がひどくなければ、過酸化ベンゾイルによってセルフケアは可能ですし、施術前には患者さんの方でもどういった施術なのか、デメリットも含めて検討する必要があります。
また、ケミカルピーリングはかなり皮膚への負担が大きい施術です。
その為背中のニキビを治療する際にも、1度ではなく、3回から6回、半年間近くかけて施術していくことになります。
1ヶ月半から2ヶ月に1度施術していくペースです。
その間、背中ニキビを発生させる内的要因と外的要因に対しても改善しなければ、ニキビは繰り返し発生してしまいますし、効果も半減してしまいます。
また、夏に備えてケミカルピーリングで背中をきれいに、と予定している方なら、秋の終わりか冬あたりには施術を開始しなくてはなりません。
ケミカルピーリングを施術した皮膚はかなり敏感になっていますので、紫外線対策をきっちり行わないと、シミや炎症を引き起こします。
施術が完了してから皮膚が落ち着くまでには時間がかかりますから、1度施術してすぐ水着で浜辺に、といった計画は成り立ちません。