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皮膚科―クリニック・病院−1「セルフケアVSクリニック、病院」
皮膚科―クリニック・病院−2「皮膚科、病院でのニキビ治療の問題点」
皮膚科―クリニック・病院−3「AHAケミカルピーリングに迫る!」
皮膚科―クリニック・病院−4「BHAケミカルピーリングに迫る!」
皮膚科―クリニック・病院−6「ケミカルピーリングに付随するリスク」
皮膚科―クリニック・病院−1
「セルフケアVSクリニック、病院」
「ニキビは最終的に皮膚科でしか治療できない」−この思い込みは捨てましょう。確かに硬化したニキビ跡の改善など、皮膚科でしかできない治療法があるのも事実です。けれど皮膚科に行けばニキビを早急、かつ確実に治せるかと言えば、残念ながらNOです。
最近は皮膚科の処方成分である過酸化ベンゾイルが2.5%配合されたアメリカ製プロアクティブのように、皮膚科レベルの治療が可能なニキビケア用品も入手できます。ニキビはセルフケアが可能な美容トラブルです。
なぜ、安易な皮膚科での受診がオススメできないかと言えば、皮膚科で受診、施術したことによる肌トラブルや副作用も多数報告されているからです。あるいは、ある程度皮膚科に通ったのに思うような効果が得られず、アメリカ製プロアクティブでセルフケアした途端、症状が改善された、といった愛用者の声も寄せられています。
セルフケア製品も、アメリカ製プロアクティブのようにアクネ菌を抑制させる有効成分を配合しているものから、ただハーブエキスなどで炎症を抑制させるだけの応急処置的な作用しか持たないものまで、実にピンキリです。
皮膚科での施術も、皮膚科によって当然医師の熟練度やテクニックは異なりますし、治療方針も異なります。
そして、皮膚科での施術には、施術に半年近くかかるケミカルピーリングのように、かなり時間がかかることも特徴です。
更に、皮膚科のニキビ治療には、セルフケアとは比べ物にならない程高額の費用がかかります。完全に安全かつセルフケアよりスピーディにニキビを完治させられるならともかく、副作用やダウンタイムを伴う上に、費用が高額となると・・・皮膚科でのニキビ治療に疑問を感じざるを得ないわけです。
皮膚科―クリニック・病院−2
「皮膚科、病院でのニキビ治療の問題点」
ニキビの治療法には、大別して2種類あります。それは自宅でケアするセルフケア系ニキビ治療法、そして皮膚科や病院で内服薬や外用薬を処方して貰ったり、施術を受ける治療法です。
いずれの方法にしても、そのセルフケア製品やクリニックの実力と安全性を見極める必要があります。
それにはどうすれば良いのか、1つの目安をご紹介しましょう。
それは、クリニックの紹介にしても製品の紹介にしても、メリットだけを強調していたら信頼性にかけるかもしれない、ということです。
例えばアメリカ製のプロアクティブは、ダイレクトにアクネ菌を消滅させる有効成分・過酸化ベンゾイルを配合している為、速攻性かつ確実性に優れています。けれどアメリカ製プロアクティブは、そうしたデメリットだけではなく、アメリカ製プロアクティブを使用中は紫外線のダメージを受けやすい為、日焼け止め対策は怠らないようにするべきである、という情報も公開しています。
いわば、使用上の注意を明確にしているわけです。
けれどほとんどのクリニックやセルフケア製品は、そうした使用や施術にあたってのデメリットを公開していません。
メリットだけを書き連ねて、その施術を受けることで、その製品を使うことでどのような副作用や後遺症を伴う恐れがあるのか、一切触れていないことも珍しくありません。
特に皮膚科や病院でのニキビ治療に関しては、メリットだけが強調される傾向が強くあります。
皮膚科や病院でニキビ治療を受けるご予定なら、メリットと同じぐらい、それ以上の量、デメリットに関しても情報を集めるべきです。
皮膚科―クリニック・病院−3
「AHAケミカルピーリングに迫る!」
ケミカルピーリングは2種類に大別することができます。「AHAケミカルピーリング」と「BHAケミカルピーリング」です。
いずれにしてもケミカルピーリングとは、酸性の液を皮膚に塗布することで古びた角質を除去し、新しい皮膚細胞の再生を促進する皮膚科での施術メニューになります。人工的にターンオーバーのサイクルを取り戻すことで、にきびやニキビ跡などの肌トラブルを解消することができます。
サリチル酸を使用するBHAケミカルピーリングとは異なり、AHAケミカルピーリングでは、フルーツ酸(AHA)を使用します。
日本にケミカルピーリングが導入された当初はAHAケミカルピーリングが主流で、BHAケミカルピーリングは「デリケートな日本人の肌に合わないのではないか」と疎まれる傾向にありました。
AHAは水溶性で、導入当初はAHAのマイルドさが人気を呼んでいたのです。
けれどニキビは皮膚の水分より、皮質が直接的な原因となります。ですから水溶性で表皮全体に作用するAHAは、実はニキビ治療には適していないことが、その後の研究で明らかにされました。
しかも、AHAを塗布した皮膚は、肌を中和しない限り、反応し続けてしまいます。AHAケミカルピーリングで肌トラブルを生じた場合、ほとんどケースはAHAケミカルピーリングに必要不可欠な中和を怠ったことが原因です。
実はAHAケミカルピーリングよりBHAケミカルピーリングの方が副作用も少なく、しかも高い効果が得られるニキビ治療方法でした。
皮膚科―クリニック・病院−4
「BHAケミカルピーリングに迫る!」
BHAケミカルピーリングでは、サリチル酸をニキビが発生している患部に塗布し、トラブルを抱えた古い角質自体を除去し、ニキビトラブルのない新しい皮膚細胞の再生を促します。2週間から3週間に1度づつ施術することで、ターンオーバーを正常化します。
BHA(サリチル酸)は日本にケミカルピーリングが導入された当初は「欧米人向きであって日本人向きではない」と好まれませんでしたが、一度AHA(フルーツ酸)によるケミカルピーリングが主流になった後、研究の結果最近ではBHAの優れた特徴が明らかにされ、現在ではニキビ治療にBHAを使う皮膚科が大半です。BHAは、水溶性ではなく、油に溶ける性質です。ですから皮膚に塗布しても表皮細胞にダメージを与えることなく、ニキビの原因となる脂腺だけに集中して働きかけます。しかも皮膚に塗布した後、必ず中和が必要なAHAとは異なり、BHAは皮質の余分部分を溶解した後は、白くなって反応が自然にストップします。つまり、中和忘れによる施術トラブルもBHAケミカルピーリングでは発生不可能ということです。
ケミカルピーリングもクリニックや施術目的によって使用する酸が異なりますが、にきび治療においては、AHAよりBHAケミカルピーリングの方が副作用もなく安全、かつ集中してニキビを確実に治療できる施術だと言えるでしょう。
皮膚科―クリニック・病院−5
「野蛮なケミカルピーリング」
ニキビ、ニキビ跡に最適とされるケミカルピーリングですが、問題点も少なくありません。
まず、最大の問題は時間がかかることです。アメリカ製プロアクティブは、ニキビの原因であるアクネ菌にダイレクトに作用して消滅させるスピーディさが売りです。早い方ですと2週間しないうちに症状が目に見えて改善されます。それも、皮膚科でも治せなかったひどいニキビが、です。
一方、ケミカルピーリングは2週間から3週間に1度の施術を3回から8回程度繰り返すニキビ治療で、最低でも3ヶ月、患部の状態によっては半年近くかかることも珍しくありません。これでは、1年の4分の1から2分の1をニキビ治療に費やすことになります。
ニキビの治療法として、かなり時間がかかることがお分かりいただけると思います。なぜ、アメリカ製プロアクティブなら1ヶ月でニキビ跡も残さずに完治する方もいらっしゃる中、皮膚科でのケミカルピーリングではこんなに時間がかかるのでしょう。
なぜなら、ケミカルピーリングは非常に皮膚への負担が大きい施術だからです。
AHAよりBHAの方が皮膚への負担が少ない、とは言っても、古い角質を人工的に溶かして除去する乱暴な施術であることには変わりません。
ですからたった一回で施術を完了出来ないほど、肌へのダメージが強いのです。
最先端技術を強調する割りに、ケミカルピーリングは実際野蛮な面を持ちます。
実際、日本に導入される前からケミカルピーリングの噂は流れていましたが、「顔の皮膚を剥がす恐ろしい施術」として恐怖の対象でしたし、ヤコペッティの世界残酷物語シリーズ「世界女族物語」でも、ケミカルピーリングを受ける欧米女性たちが、「あり得ない都市伝説的な存在」として撮影されています。
ニキビが改善されても、「ケミカルピーリング後肌質が変わってしまった」、「赤みがとれない」といった後遺症に悩まされる方は後を絶ちません。
結果的にこうした施術後のトラブルをセルフケアで対処している方も大勢いらっしゃいます。
皮膚科―クリニック・病院−6
「ケミカルピーリングに付随するリスク」
ケミカルピーリングは、時間をかけてニキビの症状を改善する病院の皮膚科での治療方法です。
施術は患部の症状にもよりますが、2週間から3週間に一度来院し、酸を塗布していくことになるでしょう。
ケミカルピーリングには、BHAにしてもAHAにしても、何かと副作用や後遺症など、トラブルの多い施術であることも確かです。
施術に使用する酸の配合量や塗り方は医師にお任せするしかありませんが、塗布の際の医師の熟練度やテクニック、判断によって仕上がりにかなりの差が出てしまうのも、ケミカルピーリングの問題点です。
また、ケミカルピーリング後は紫外線の影響をほぼダイレクトに受けてしまう為、施術後は入念な紫外線対策が必要です。
この紫外線対策が甘かったり、使用する日焼け止めの刺激が強すぎて、肌トラブルを引き起こしてしまうケースも多いようです。
施術後、紫外線を全く浴びずに帰宅し、肌が落ち着くまで外出もしない、という対応が許される方は多くはありません。
ほとんどの方がケミカルピーリング後、お仕事やプライベートで紫外線を浴びる機会を避けられませんし、家の中でもガラスやカーテンを通して紫外線は降り注ぎます。肌にダメージを与えないクオリティの高い日焼け止めをこまめに塗り替える、刺激の強いメイク用品は使わない・・・このように徹底した紫外線対策ができず、ケミカルピーリング後の肌に余分な負担をかけ、思ったような成果を得られないでいる患者さんも少なくありません。
病院の皮膚科でのニキビ治療と言うと、「医師にお任せ」というイメージがありますが、施術後のケアは患者さん次第で、ケアによって結果も大きく左右されるのです。セルフケアが面倒だから病院に任せればいい、と誤解している方も少なくありませんが、つまり、皮膚科でのニキビ治療にもセルフケアが欠かせないということです。